※ 今回の記事は虫の話題が多いので、苦手な方はすみません。
じゃがいも栽培の過去記事はこちらです☟
7月半ばにして、ようやく夕方の空にヒグラシの鳴き声が聞こえるようになってきました。
種芋の植え付けから80日目を前にして、青々と茂っていたじゃがいもの葉が
しおれて黄色くなり、畑の土の上に横たわるように枯れてきたため
予定よりも早めの収穫作業を進めていきました。
今年の家庭菜園のじゃがいもは 全体的に「小さめ、少なめ」の印象です。
去年(2024年)のじゃがいも栽培では、畑の土作りとして
ピートモスを混ぜ込んで酸性度を上げてから植え付けをしました。
結果的に「そうか病」を防ぎ、つるんとしたお肌のじゃがいもを収穫する事ができました。
今年は(2025年)pH測定し6.0〜
ピートモスを混ぜ込まずに、完熟堆肥と化成肥料のみで栽培しました。
→「そうか病」と思われる、表面に鱗のような凸凹した斑点が出ている芋が多くみられました。
皮を剥けば普通のじゃがいも同様に問題なく食べられるのですが、
芋の大きさについても去年に比べると全体的に小さめになっているようです。
そしてテントウムシダマシの影響は大きかったように思います。
植え付け後からじゃがいもの畝を中心にテントウムシダマシが葉に止まり、食害。
酢の防虫剤をかけたり手で捕まえたりと、無農薬での栽培を続けていましたが
いつの間にか葉の裏に植え付けられた卵から孵化した黄色い幼虫が大量発生し、
葉をむしゃむしゃと食べ脱皮を繰り返して成虫になっていく様子を
観察する形になりました。
去年もいたのですが、今年は量が多いです。
虫の生態って、好奇心が満たされて面白い!と思いつつも
当然じゃがいもの栽培にはデメリットしかないのが悲しいところ。
ちなみに今シーズンは5月にも毛虫(ガの幼虫)が大量発生しました。
原因はわかりませんが、虫の影響が去年よりも大きいように感じています。
虫の食害は光合成を阻害してしまうので芋が小さくなりやすく、
適切なpHを目指して土壌を整える事が病気の予防になると実感できました。
(野菜の栽培は実践と反省の繰り返しですね。)
来年は、テントウムシダマシに負けないじゃがいも作りができるように
本格的に対策を考えていきたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!