日中の気温が20℃を超え、夜間の気温も10℃を上回るようになってきたので、夏野菜の苗を購入し畝立て、植え付けをしました。
4月下旬に植え付けしたジャガイモの種芋が3週間経過して発芽し、5cm大にまで育った芽をさらに伸ばしてきています。
テントウムシダマシが葉の表や裏にかじりついて葉脈の間に穴を開けようとしてくるので、見つけ次第すぐに手で捕まえて空のペットボトルへ封印。
今年はちょっと尋常ではない量の毛虫が庭や畑に大量発生しています。近所に住む人に聞いても同じだそうです。葉の表面についている毛虫も取り除いていきます。
そうして静かに朝仕事をしていると、何かの気配と視線を感じました。
顔を上げると、なんとほんの50メートル先に野生のカモシカがいました。
つぶらな目と小さい角。ふさふさとした茶色い毛。大きさからして子どものカモシカでしょうか。身動きせずこちらをじっと見つめています。
よく見ると口をモグモグと動かしている様子。
畑の周りには大小様々な草木が生えているので、その若葉を食べにきたんでしょうか。
驚かせたりしないように静かに手を振ってみると、
若いカモシカは耳をバタバタと動かし、ブルブルっと鼻を鳴らすような音を立てました。
写真を撮ろうと思い、一旦その場を離れてから畑に戻ると、もうカモシカの姿はありませんでした。
そういえば最近、畑に正体不明の足跡がついていることがありました。
カモシカがどうかはわかりませんが、野生の動物がジャガイモの芽を食べにきたのかもしれません。
( 足跡のついている場所だけはいまだにジャガイモの芽が出てこないのです。
掘り返してみると、植えたはずの種芋が見つかりません。 )
慌てず騒がず静かに見守っていきますが
野菜の苗を動物や虫からガードするためにも、日々の畑の動向には用心した方が良さそうです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!